2013年4月27日土曜日

チャイルドシート購入時の選び方について

チャイルドシートも様々な製品がラインナップされており、購入時には何を買えばいいのかとても迷った記憶があります。今回はがチャイルドシートを購入する時に、何に重点を置いた方がいいのかなどについてまとめたいと思います。
(あくまで、ぽんが個人的に検討したものです)

チャイルドシートにも製品ごとに色々特徴があります。
その中で以下の点に重点を置いて、優先順位を付けました。項目の頭の番号は、優先順位を表します。

1.取付予定の車種に適合しているか
お店やメーカーページなどの車種適合表で、確認しておくことが必要です。

2.万が一の時に安全性が確保されるか

万が一の時に、しっかり安全を確保してくれなくては、製品の意味がありません。チャイルドシートの安全性はどうすれば分かるのか、という点については「NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)」が衝突実験を実施しています。
実際に衝突テストを行った上での結果になりますので、そのデータの信頼性は高いと思われます。

チャイルドシートアセスメント

チャイルドシート全商品の実験をやっていないのが惜しいですが、実験結果で「優」「良」で絞ると、それだけでだいぶ数が絞られてしまいます。


何よりも、まずは「安全性」だと思いますので、「とりあえずチャイルドシートを装着している」というような状態は望ましくないと思います。

3.乗り降りのやりやすさ

毎度の事なので、大事なポイントになってくると思います。乗り降りが大変だと出かけるのも面倒になってしまいます。

また、自分以外の者でも容易に乗り降りさせられるかどうかも大事だと思います。
これらは、お店の展示品などを参考にすれば、ある程度イメージが出来ると思います。
また、実際にチャイルドシートを取り付ける車のことも考えておくことが必要です。

例えば、コンパクトカーに寸法が大きめのチャイルドシートを取り付ける場合など、車のドアの開く角度やドアの間口の広さによっては、入口が狭くなってシートに子供を座らせるのが大変になってきたりもするので、チャイルドシートの寸法もあらかじめ確認しておき、取り付ける車へのイメージもしておくといいと思います。

4.車へ取付する際の容易さ

頻繁に取り外したりすることは少ないかも知れませんが、例えば車2台で1つのチャイルドシートを共有して使う場合などもあるかも知れません。その場合には、チャイルドシートを取り外したり、取り付けたりの作業が発生すると思います。

「2.乗り降りのやりやすさ」程ではないにしても、比較的容易に取付け、取り外しが出来る点も大事だと思います。
最近は取り付けDVDなどが付属してくる製品もあるようです。

5.何歳まで使えるか
法律的には、チャイルドシートの着用義務は「6歳未満」になっています。
1つのチャイルドシートで着用義務期間すべてを満たせるものを選ぶのか。または4歳以上はジュニアシートを別途購入するかを考える必要があります。
実際には「4歳」がひとつの区切りになっている製品が多いため、4歳以上では別途ジュニアシートなどを用意する必要が出てくる場合が多いのかなと思います。

6.価格

安いことに越したことはありませんが、チャイルドシートは子供の安全に関わるとても大事な安全装置でもあります。お金で「命」は買えませんし、価格についてはある程度の余裕を持っておいたほうがいいと思います。

さて、上記のことを考慮して個人的にぽんがおすすめする商品は以下のものです。


チャイルドシートおすすめ商品(独断と偏見)
現在のところ、「最強」のチャイルドシートなのではないでしょうか。
自動車メーカー純正チャイルドシートで使われている「ISOFIX」対応製品です。従来のチャイルドシートのような、「車のシートベルトを使って・・・」という取り付けではなく、「チャイルドシート取り付け用」の取り付け部に「ガチャン」と嵌めるだけのイメージだと思います。

「シートベルトを使って取り付け」の製品では、メーカーの意図する形で取り付けできていない場合が多々あるようで、(締め付けが甘い、取り付け位置がズレているなど)、100%の状態でない場合も多いという記事を目にしたことがあります。
このことは、結果的に「安全性の低下」にも繋がります。

ですが、「
takata04-i fix」ではその問題点も解消です。
誰でも簡単に取り付けできると思います。

その取り付けの容易さと共に、衝突実験結果での安全性の高さ。
まさに「最強」と思われる製品です。
唯一の欠点としては「価格が高い」ということでしょうか。Amazonでも5万円近い価格です。
価格まで最強仕様です(^_^;)


2.カーメイト エールベベ・クルットNT (※リンク先はクルットNT2)
ぽんが購入した製品でもあります。
名前の通り座椅子が回転するので、座椅子をドア側に向かせることで、子供の乗せ降ろしがとても簡単になります。 

現在は新製品の「クルットNT2」を販売しているようで、旧製品になる「クルットNT」は価格も下がってきているようで買い得感がありそうです。
クルットNT2とクルットNTの違いは、シート素材の変更などの「マイナーチェンジ」程度のように思われますので、旧製品でも全く問題がないと思います。

ぽんはこの「クルットNT」をスイフトスポーツ(ZC32S)に取り付けて使用していますが、実際に使ってみての欠点としては、サイズが大きいことと、重いことでしょうか。
この製品レビューについては、後日改めて書きたいと思います。

3.リーマン ピピデビュー デコラ

価格的にお手頃にも関わらず、衝突安全結果でも中々の成績となっており、安全性を考えるとコストパフォーマンスはとてもいいと思います。
西松屋で販売している「ピピデビュー デコラ」が衝突実験で使用された製品のようです。

リーマンのサイトでは、「ピピデビュー」という製品が見つからないのですが、形状などから同製品は「ネディS」になるかと思われます。


コストパフォーマンスの高さと安全性の高さを兼ね備えている点がポイントですね。

 ★送料無料★リーマン)ピピデビュー デコラ
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価格:16,799円(税込、送料込)


まとめ
上記の3製品については、全て「NASVA」の衝突実験結果(チャイルドシートアセスメント)で比較的高い安全性を確保している製品です。

チャイルドシートアセスメントの結果を見ていて気になったのが、ベビー用品大手の「アップリカ」や「コンビ」の製品で、良好な実験結果を残しているものが多くないこと。
直近の製品こそ実験結果が向上してきてはいますが、数年前の製品では実験結果が芳しくありません。
お店で見ると製品の謳い文句は魅力的なものが多いのですが・・。

ベビー用品では幅広く製品を販売しており、知名度の高いメーカーですが、チャイルドシートについてはメーカー名だけで選ぶのは要注意かも知れません。

チャイルドシートは子供の命を守る大切な「安全装置」です。
「違反で捕まらないために」装着するものではないので、妥協のない製品選びが大切だと思います。
でも、実際もう少し安ければなぁという気もしますよね(^_^;)

エールベベのクルットNTプレミアムの使用レビューについては、改めてまとめたいと思います。

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